匠の逸品

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「伊場仙 京扇子【般若心経】」

  1. 日本の匠が作る最高の逸品を月替わりでご紹介しています。
  2. 6月のお勧めは、「伊場仙 京扇子【般若心経】」です。
    販売価格:\3,000(税別)

伊場仙の扇子のほとんどは手作業で作られ、職人一人ひとりの技が表現された工芸品です。扇面の文字は、複数の宗派において読誦経典の一つとして広く用いられている「般若心経」です。

扇面は職人の手で、4枚の紙を貼り合わせて作られています。裏側には、わずか42文字の最も短い経典として知られる「延命十句観音経」が書かれております。

扇を支え、開いたり閉じたりするために重要な役割を担っている「扇骨」。通常、竹は孟宗竹を使用します。肉厚でまっすぐな物が良いとされ、扇子の骨に使うには厚さを均一にするために、竹を3枚に削いで使います。

閉じた扇子を正面から見て、全体に左右対称であること、綴られた扇の紙を折ったところが平らかどうか確認してください。ここがまっすぐなものは熟練した職人の技である証拠です。 扇子を広げ、灯りの前で透かして見ると、中骨が扇面の上部まできちんと入っているのが見えます。

伊場仙は徳川家康と共に江戸に上がった浜松の商人、伊場屋勘左衛門によって創業されました。当時の屋号伊場屋は初代の出身地が遠州伊場村(現在の浜松市伊場町)であったことからなづけられたものです。  創業当時は江戸日本橋堀江町(現在の東京都中央区日本橋小舟町)にて、江戸幕府の御用を承り、主に和紙、竹製品、などを扱っていました。江戸後期よりうちわ浮世絵を扱い始め、初代豊国、国芳、広重などの版元として「伊場屋」の名を江戸市中に広めました。

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